建設業の3代目です。若くして会社を継いだのですが、社員をまとめるのがなかなかできず、組織コンサルに入って頂きました。事業は安定的に成長していたのですが、組織が出来上がらず、退職者が多いのが大きな問題でした。まず実施したのが「管理職教育」です。恥ずかしながら、今まで一回も管理職研修をして来ませんでした。課長も部長も営業や実務をやらなくてはいけなかったので、管理職研修は必要ないと思っていたのです。しかし組織コンサルの方から「一定規模を超えたら、必ず管理職（マネージメント）が必要になります。そうしないと組織が崩壊し、会社が継続できなくなりますよ。」と言われました。今思えば、その通りと思います。
合計8回に渡る管理職研修を行い、その後、顧問として、月1回の管理職会議に出てもらっています。その体制になって2年になりますが、随分、社内の空気が変わりました。管理職を中心に社員ひとりひとり、仕事が自分事になってきた感じがします。全員で会社を維持し、成長させるムードが出てきました。私が、以前抱えていた不安は大分なくなりました。昔は社員のことばかり悩んでいましたが、今は未来のこと、戦略のことを考えられます。それが組織コンサルの会にお願いした一番の成果だと思っています。

建設業 経営者（42歳）